手芸用のフエルト綿を専用の針でチクチクつついて固めて作るフエルト人形っていうものがあります。
木や樹脂でつくった人形とちがってフワフワ感があるので、動物を作ると独特の柔らかい雰囲気があるんで人気です。
プロの作家さんは、本当に生物そのものといった感じのスゴイ作品を作ってます。
作り方は、芯になるフエルトを固めて、その上に毛を埋め込んでいくというシンプルな工程。
芯はまず円形を作り
![](https://gomioyaji.com/wp-content/uploads/2021/05/P7290016_640.jpg)
そこにフエルトを盛っていきます。
![](https://gomioyaji.com/wp-content/uploads/2021/05/P7290017_640.jpg)
![](https://gomioyaji.com/wp-content/uploads/2021/05/P7290018_640.jpg)
目はフエルトでは作れないので、半球の透明アクリル樹脂の裏に絵具で目を描いて作ります。
![](https://gomioyaji.com/wp-content/uploads/2021/05/P8030035_640.jpg)
さらにフエルトを持って瞼を作り、顔の立体感を整えます。
![](https://gomioyaji.com/wp-content/uploads/2021/05/P8040038_640.jpg)
耳は薄く固めた茶色とピンクのフエルトを貼り合わせて作ります。
アイロンで伸ばして、薄めた木工用ボンドを染み込ませて重石をかけておくと、耳の薄い感じになります。後で毛並みを盛るので耳は大きめに作っておくのがコツ。
![](https://gomioyaji.com/wp-content/uploads/2021/05/P8190166_640.jpg)
あとは体毛色のフエルトをひたすら埋め込んでいくだけです。
出来上がりはこんな感じ。
ヒゲは釣り用のテグスを軽く熱してカールさせてます。
![](https://gomioyaji.com/wp-content/uploads/2021/05/DSC01799_640.jpg)
モデルとアカ君と一緒に撮影。
![](https://gomioyaji.com/wp-content/uploads/2021/05/DSC01802_640.jpg)
体を作るのは大変なんで、顔と手だけにしました。
![](https://gomioyaji.com/wp-content/uploads/2021/05/DSC01812_640.jpg)
作業自体はそれほど難しいものではないので、作ってみたい!と思った方はこちらの本を参考にしてください。基本の作り方から細かいコツまで、とても詳しく解説されています。
作品集として見ても楽しいですよ。
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道具は、この初心者セットだけで十分です。
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フエルトは自分が使う色が入ったセットを買えばいいと思います。
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