ニスでピカピカ仕上げ・完成

ニスを塗った板をピカピカに仕上げる方法。
前回はニスを塗るところまでやりました。ここまでは普通のニス仕上げですね。

今回はこれをピカピカに鏡面仕上げしていきます。

平面を作る

木は繊維の塊なので、固い部分と柔らかい部分の凸凹が出来てしまいます。
木の種類にもよってまちまちですけど、木地を紙やすりで磨き倒しても表面の平滑さには限界があるんで、これを塗料で埋めて完全に平滑な表面にするんです。

というわけでニスを重ね塗りした板を200番の紙やすりで削りまくります。

この時に大事なのは、必ず紙やすりに当て木をして平らに削ること。
凸部は紙やすりが当たるので削れて白っぽくなり、凹部は紙やすりが当たらないで艶のある状態で残ります。と

この凸凹が無くなって全体に均一に白くなるようまで削っていくんですね。

ある程度、表面が均一になったらシンナーに少量のニスを垂らした「色付きシンナー」くらいに薄めたものを塗ります。
塗料を木に吸わせて着色するような感じですね。

この作業を自分が納得するまで繰り返します。

クリア塗装

下地が納得できる状態になったら、上からクリアを塗装します。
使用するクリア塗料は、毎度おなじみのこれ。
塗膜が強固で乾燥も早く透明度も高くて値段も安いという、最強のクリア塗料です。

削った木地の表面を綺麗にしたら、まずは捨て吹きといって、全体に軽く吹きつけます。
最初からドバーって吹き付けると、下に塗ったニスとクリアが反応してニスの層がシワシワになったり泡が発生することがあるので、軽く吹きつけてニスの上にクリアの層を作るのが目的です。
この時点では艶は求めません。表面がザラザラの梨地とかゆず肌と言われる状態でOKです。

クリアの塗膜層が出来たら、表面が濡れた状態になるくらいにたっぷりと塗ってやります。

研ぎ出し

乾燥したら、表面を400番の紙やすりで削ります。

まだ白く削れる凸部と、艶が残る凹部があるのがわかりますね。
このくらい削ったら、再度クリアをたっぷり吹いてやって乾燥後に削る、を繰り返します。

削りと塗装を繰り返すことで、凹部がだんだん少なくなっていき、全体が平滑な状態になっていきます。

板の表面にカーテンの柄が写り込むくらいになりました。

400番、800番、1000番と紙やすりを徐々に細目のものにしながら、この模様がもっとピシっとなるところまで表面を研ぎ出します。

紙やすりあれこれ

紙やすりには茶色いものと灰色のものがあるのはご存じですよね?
灰色のものは耐水ペーパーといって、水で濡らして使うものです。
水に濡らすことで削り滓による目詰まりを防ぐんですが、水を付けずに「空研ぎ」でも使えます。

表面に水が付くと表面がどのくらい削れているかわかりづらいので、表面を見ながら削りたい時は空研ぎで使います。
私が使う紙やすりは、すべて耐水ペーパーです。
近頃は紙やすりも色々な種類のものがあって、目的によって使い分けています。

平滑面を出すためには当て木が必須。
私は画像に写っているオレンジ色のものを使っています。
これ、タイラーと言って当て木に紙やすりが付いたものなんですけど、紙やすりがダメになったら両面テープで耐水ペーパーを貼れば、何度でも繰り返し使えて超便利。

スポンジ研磨剤は入り組んだ形状のところを磨く時に便利です。洗って繰り返し使えるのも嬉しいです。

こういった研磨剤はホームセンターよりも模型店のほうが品揃えが多いです。

完成

削ってはクリア塗装、を繰り返して完成したのがこちら。

左はニスを塗って400番で仕上げたもの。
真ん中は800番で仕上げたもの。
右は1200番で仕上げてからコンパウンドで研ぎ出したものです。

カーテンの模様の映り方が違うのがわかりますか?
左はほとんど映り込みがありませんが、右に行くほどはっきりと写ってますよね。

コンパウンドはピカールを使いました。

模型の研ぎ出しをやるときには、もっと細かい模型用のコンパウンドを使うんですが、今回は台座なんでピカールで十分でしょう。

800番で仕上げたものの表面はこんな感じ。

これはオイルステンを塗った上からクリア塗装をしています。

コンパウンド仕上げまでした方はこんな感じ。

映り込みがシャープですね。カーテンの柄まで見えます。

どこまでピカピカに仕上げるかは、下地の平滑度と、どこまで細かい紙やすりで仕上げるかで決まります。
用途に応じて、いろいろと試してみると面白いですね。

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