沖縄の離島に転居したわけ

沖縄の離島に転居したわけ は、

住んでみたかったから。

あ、あ、あ、小学生みたいなことを言ってごめんなさい。
もともとうちら夫婦は海で素潜りをするのが好きで、新婚旅行が小笠原のドルフィンスイム。
それ以降も、国内外あちこちの海に素潜りに行ってたんです。

うちのオクサマも、15mくらいはサクっと潜っちゃう立派なスモグラーです。

それで「さっさとリタイアして、南の島で働かずに素潜り三昧の暮らしがしたいなぁ」などと不埒なことを漠然と考えていたんですね。
それで、せっせと積み上げた投資資産でなんとか暮らせる目算が立ったところで、仕事を辞めて沖縄に転居することにしたんです。

生活資金はどうするの? は、皆さんが一番気になるところだと思います。

簡単に言えば、家賃収入と投資収益がメインで、それに雑文書きでの収入が少々という感じです。
内訳は都心のワンルームマンション3室の家賃が年間150万円、個別株とインデックスファンドからの配当が7~80万円、雑文書きで100万円ほどの年収を得ています。

最初は物価の安い海外移住も考えていたのですが、オクサマが海外生活を嫌ったことと、地方の年間生活費は200万円もあれば十分ということがわかったので、沖縄の離島に転居先を決めました。

どうやって資産を築いたの? という疑問も湧いてくると思うので、その話を。

普通のサラリーマンだった私が、つましくあれどもなんとか不労所得で暮らせるようになったのは、若い頃から株式投資をやっていたおかげだと思っています。

私が新卒で就職したのがバブル崩壊のちょっと前。
世の中は「財テクブーム」で、もともと株に興味のあった私は、ボーナスで少額の日本株投資をはじめてました。
私が買い始めたころの日経平均が18000円くらいだったのが、数年後のピークで39000円まで上がってバブル崩壊。あっという間に28000円まで暴落し、一時期は買値の5倍近くまで上がっていた私の保有株も、その半分くらいに落ちました。

こうなると投資初心者の私の精神は完全に錯乱状態です。
インターネットなど欠片も無い時代ですので、会社のトイレにこもってポケットラジオで株価速報を聞いたりして、仕事なんか手に付きません。

その後に33000円まで持ち直したところで「こんなことやってたら仕事にならんわ」と全売りしました。後から考えると超ラッキーなタイミングで売れたのですが、その時は「あの時に売っておけばぁぁぁ~」と、後悔の毎日でしたね(笑)

ご存じのように、その後の日経平均は奈落の底に落ちていったので、私も完全に株式投資からは足を洗い、株で得た資金は日本国債や転換社債などの安全投資で、チマチマと運用していました。
そのお金も結婚だの新居の購入で消えて、結局は普通のサラリーマン暮らしに。。。。

思いがけない転機 になったのは中国株です。

バブルの頃に「お金の神様」と言われた邱永漢氏の本を、よく読んでいたのですが、その邱さんが1998年頃から「これからは中国が日本の高度経済成長と同じ成長をする」と言い始め、中国株投資に関する記事を書き始めました。
この記事に感銘を受けた私は200万円から中国株投資を始めたところ、その後の中国株バブルで追加投資を繰り返すうちに総額が4000万円を超えるまでになりました。

不動産投資を始めた のは、会社を経営している叔父から

「銀行との付き合いでマンションを買った」という話を聞いたのが切っ掛けです。
なんで銀行がマンションを売ってるんだ?と不思議に思って尋ねると、当時の銀行は不良債権処理の真っただ中。その不良債権というのは、バブル崩壊後にブームとなった投資用ワンルームマンションの焦げ付きだったんですね。
だから銀行は任意売却物件となるマンションを沢山抱えていたのです。

そこで私は「銀行が不動産を売りに来るなら、こっちから買いに行けばいいんじゃないか?」と思い、ずっと給与口座に使っていた某メガバンクの融資担当窓口に行って「ワンルームマンション投資をしたいので融資の相談と、物件の紹介をしてくれないか」と相談したところ、これが大当たり。
融資を受けて最初の一室を購入し、それを株を取り崩したお金で1年未満で完済。これを繰り返して、保有不動産を増やしていきました。

今は不動産投資も表面利回りが一桁%ですが、当時は15%は最低線。20%や30%といった物件もゴロゴロあったんですよね。
同じようにして不良債権となった物件を購入して大家となった人が沢山いたので、その後に「サラリーマン大家」がブームになったのは、皆さんもご存じでしょう。

投資のチャンスはいつでもある と私は思っています。

こうしてみると「たまたま良いチャンスに巡り合っただけでしょ」と、皆さんは思うでしょ。
でも、私などはゴミ投資家にしかすぎません。

1997年にヤフージャパンが上場した時に200万円で一株買っていれば2年後には億り人になっていたのですが、それを買いそびれています。
GAFAMが成長していることは知っていましたが、アマゾン以外の株は買いそびれました。
テンセントの株は持っていましたが10倍を超えたところで売ってしまいました。今も持っていれば軽く億超えです。

不動産投資も、私のように自分の貯金額でなんとかなる範囲に収めず、フルローンを組んでバンバン買いまくってた大富豪になった人もいます。

ですから、私は自分が投資に成功したとは思っていません。
成功のチャンスを逃しまくったゴミ投資家だと思っています。
でも、そんなショボい私でも、なんとか不労所得で暮らせるようになったのですから、やはり長期的にムリのない範囲で投資をすることは大事だなぁ、と思う次第なのであります。

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