素潜りしたい！

緊急事態宣言下のゴールデン・ウイーク。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか？

私は4月に母の入院（コロナではありません）のために横浜に帰省してからずっと横浜暮らしです。
沖縄もコロナ感染が拡大していますし、私が住んでいるのは離島なので、この時期に帰るのは自粛しています。もしもコロナを持ち込んだら村の方々に迷惑を掛けることになってしまうので、仕方ありませんね。

でも。

4月～5月の海は夏よりも透明度が高くて、水温も高過ぎず低すぎずで素潜りに最高のシーズンなんですよ。
素潜りがしたくて島に引っ越した私たち夫婦は海の禁断症状を耐える毎日です。

素潜りは、シュノーケリングから一歩進んで、海中に潜る遊びです。
スキューバダイビングのような装備を使わず、水中マスク、シュノーケル、フィン、ウエットスーツだけで息を止めて海に潜るので、全て自己責任です。
ですから、十分な経験とトレーニング、海の知識、水難救助法、環境保護などを学び、習得していることが必須です。私たちは海外で5日間のトレーニングコースを受講したり、素潜り漁師の人に同行するなどで、いろいろな技術と知識を学んできました。

今は大手のダイビング団体でもフリーダイビングのトレーニングコースを開催していますし、日本を代表するフリーダイバーである篠宮龍三氏のスクールもあるので、素潜りを始める人は、必ずこのようなコースを受講してください。
水面しか泳がないシュノーケリングでも、毎年何人もの観光客が命を落としています。
ましてや知識も経験もなく、海中に潜る素潜りを見様見真似で始めるのは自殺行為です。
かならずトレーニングコースを受講してくださいね。

そうしてきちんとした素潜りの技術と知識を身に付ければ、とても楽しい世界を経験することができます。
素潜りの最大の魅力は魚のそばに近寄れること。
スキューバダイビングと違って泡を吐き出さないので、魚がすぐそばまで寄ってきてくれます。

カメさんを驚かす心配もありません。自分が魚の仲間になれたように思う瞬間です。

私は子供の時から、湘南の海で漁師の子と一緒に海に潜って貝や雲丹を拾ったり、魚を銛で突いたりしてました。
大人になってからは小笠原でイルカと泳いだり、海外の海にクジラと泳ぎにいったりもしました。
奥様は私と付き合ううちに私よりもハマってしまい、小笠原に一人で1カ月も行ってイルカと泳ぎまくったりしてました。
素潜りも見事なもので、私よりも綺麗なフォームで優雅に潜っていきます。

これは私。やっぱり女性のほうが優雅ですね。

1日も早くコロナが収束して、また島で素潜りが楽しめる日が戻ってきて欲しいです。

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