楽器を演奏する人が使う譜面台。
楽譜に書き込みをする筆記用具とか、チューナーとかメトロノームとかの小物を置いちゃって、それが重なった譜面に紛れ込んで行方不明になって、探そうとして譜面をどかすと小物や譜面がバラバラ落ちて、ムッキー!ってなること、良くありませんか?
え?いつもちゃんと整理してるから、そんなことにならない?
やー、そんなことをしてるのは、整理整頓ができない私だけですか (´・ω・`)
今日は、私のようにダラシナイ器楽愛好家のために、譜面台の小物入れを作ってみたいと思います。
材料はこれ。
先日のベランダ手摺りの塗装で出たシンナーの空缶です。
これを見た瞬間にピピッとひらめきました(大袈裟
まずは、金ノコ、金バサミを使って、缶を切り開きます。
模型用の金バサミですが、このくらいのサイズのほうが小さくて小回りが利くので使いやすいですね。
これは世界一のプラモデルメーカー・タミヤさんのクラフトハサミ。さすがの切れ味です。
金物細工をする時は、気が付くと手がざっくり!ってことも良くあるので、軍手は必需品です!
耳を残して余分なところを切り取りました。
この耳が大事なんで、全部切らないようにしてくださいね。
切断面が鋭いままだと危ないので、金やすりで軽くなでて切断面を丸くしておきます。
切断面を折り込みます。この時点で完全に曲げる必要はありません。まずはペンチで90度くらい曲げてやります。
ハンマーで軽くトントンして、徐々に内側に折り込んでいきます。
板金のコツは、弱い力でコツコツ叩くこと。一度に曲げようとすると歪んでしまいますよ。
ある程度、内側に折り込めたら、適当な当て金をしてしっかりと折っていきます。
切断面を全て折り込んだら、耳の部分をテーブルの角などの直線に合わせて曲げます。
全体をなでて鋭く突き出た部分が無いか確認。
危なそうなところはヤスリをかけて丸めます。
折り返しの隙間を譜面台に挟めば、このとおり。
立派な小物入れができました!
作製時間は1時間ちょっと。
人前で使うものじゃないので、今回は塗装は無しですw
さて、練習しますかねー♪
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コメント
こんにちは。初めまして。
フルート吹きのSORAと申します。
譜面台の小物入れを自作したくて検索していたら、こちらのブログに行き当たりました。
感心して拝読しておりました。ただ、不器用な自分には無理そうな工作でした。
100均の材料で作れそうな、ポールにクランプで取付可能な物は自作可能でしょうか?
時間のある時にご教示頂けたら幸いです。
しばらく放置してたので、ご返事が大変遅くなってしまい、誠にすいませんでした。
確かに板金は慣れない人がやると、手を切る危険もあるりますね。
私が作ったのと同様、譜面立てに引っかける小物入れが市販されています。
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ポールにクランプするものだと、こういった台ではどうでしょうか?
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