模型にもお国柄が出ちゃうのね

前回でタイレルのミニカーは完成したので、さっそく次に(笑)
在庫がいっぱいあるんで、寿命が来る前に作り切らないとならんですからね。

今度はこれ。フェラーリの333SPという車です。
世界スポーツカー選手権で1994年からフェラーリが走らせていました。

このボディは金属ではなくレジンで出来ています。

これも、最初はこんな金属板を切り出して、

曲げて、はんだ付けしてシャシーを作り、それにボディを被せるんですが、一発で乗るほど甘くないのが、この手のキットのお約束。

まずレジンがあちこち歪んだり欠けたりしてるのでパテで埋めて修正。
そしてシャシーに乗せると、

はい。ハマりません(笑)

いや、ちゃんと設計図通りに作ってるんですよ。
それでもこうなるのが普通なんです。
当てってるところをあちこち削って、合わせて、

なんとか収まるようにするまでに半日かかりましたw

「設計図どおり」と言いましたけど、そもそもの設計図がこれ。

「わからない奴は買うな」と言わんばかりです(笑)
イタリア語に英語が併記してあるだけでも親切です。

デカールを貼る位置の図がこれ。

もはや落書き状態。しかも間違ってるし(笑)
まぁ、現実のF1でも自国の国旗のステッカーを逆さまに貼っちゃう国ですから、お国柄ということですね。

これがフランスのキットになるとこんな感じ。

英語表記すらなく手書きのフランス語のみ。キットの出来は良いんですけどねー。
まぁ「フランス人の辞書に親切の文字は無い」と言われる国ですから、これもお国柄ですね(笑)

これが日本のメーカーになるとこうです。

こんな家内制手工業のガレージキットですら、タミヤのプラモデルみたいなクオリティ。
これもモンスター顧客だらけのお国柄ですね。

日本のモンスター顧客をヨーロッパの人に説明すると
「え?そんなの「俺の知ったことか。文句があるなら買うんじゃない」って言えばいいじゃん」
って言われます。彼らにはなんで日本の企業がそこまで下手にでるのか、理解できないみたい。

こんなキットも「説明書がわかりづらい」って文句を言ったら「わからない奴は買うな」の一言で終わりでしょうね。

こんなところからもお国柄が見て取れて、面白いです。

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