毎年、秋になるとサシバというタカの一種が九州からフィリピンに向かって南下します。
タカにも渡り鳥がいるんですね。
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その中継地の沖縄ではサシバの群れが見られます。
時にはムクドリのような大群になることも。
この時期になると地元の人は木の上にツギャーというタカの捕獲小屋を作って、貴重なタンパク源であるサシバ猟を行います。
サシバはタカ類にしては珍しく群れを作る習性があるんで、最初に捕まえた一羽をおとりにすると、他のサシバが寄ってきて次々に獲れるのだそうです。
捕まえたサシバはタカ汁やタカジューシーといった料理にしたり、若鳥のサシバは足に紐を結んで下駄につないで子供のペットにしたり、サシバは秋の風物誌として欠かせないもので、サシバをかたどった展望台がつくられるほど島民に愛され生活に根付いています。
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。。。。というのは4~50年前の話。
現在、サシバは国際保護鳥に指定されており、サシバを捕まえるような人はいません。
50代の方は「タカ汁は美味かったよー」と懐かしく思い出されるようですが、それ以下の年齢の方で食べた記憶がある人はほとんどいないようですね。
サシバもめっきり少なくなりましたし、この展望台も老朽化で取り壊されて今ではその姿を見ることはできません(悲
このサシバの若鳥は、今日、海にいった時に海岸で見つけた子です。
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近づいても逃げずにヨタヨタしているので変だなぁと思ったら、脚に釣糸が絡みついていました。
捨てられた釣糸が脚に引っかかって、暴れているうちにガッチリ絡んでしまったんでしょうね。
私一人ではどうしようもなかったんで、家に連れて帰って隣のオジイと二人がかりで釣糸をはずして逃がしてやりました。
釣りをされる方は、釣糸や仕掛け、余った餌などを放置せずに、必ず持ち帰って処分してくださいねー。
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