相変わらずの模型ブログですw
前回につづいてボディの修正をチマチマやってるんですが、なかなか終わりません。
気晴らしに、今回はパーツ作製の話。
この手のキットの中に入ってる部品は、かなりアバウトなものが多いし、そもそもあるべき部品が入っていないことも普通です。
それをどこまで作るかも楽しみの一つで、車に詳しい人が見た時に「あ、こんな部品までついてる」って驚かせるのが楽しみだったりします。
こうした手作りで作る部分が多いほど作り手の個性が出せるので、そこが1/43ミニカーを作る楽しみの一つ。もっとも作者の下手さもアカラサマに出てしまいますがw
変態ですねw
今回はキットについていたシートがあまりにダサかったのでシートを自作しました。
こんな座椅子みたいなのに座ってレースなんかしたくないですよねー。
こういったオープンコクピットの車だと、シートは結構目立つ部品です。
まずプラ板を組んで大まかな形を作ります。
そこにエポキシパテを詰めて、形を整えます。
エポキシパテは硬化に時間がかかるので、ヘラで成型する時間の余裕があるのが利点。
粘土細工と同じ要領ですね。
固まったらナイフやヤスリで形を整えます。
エポキシパテはこーゆー主剤と硬化剤を練り合わせるものを使います。
生地の感じが好みなんでWaveのものを使っていますが、タミヤなどのものでも同じです。
このまま塗装しても良いんですが、フェラーリのF1カーなどはバックスキンを貼ったシートを使っていて、それがフェラーリの特徴にもなってるんで、今回はバックスキン風のシートを作ってみます。
この車はフェラーリ・ワークスではなくて、プライベートチームのものですし、シートはドライバーに合わせた一品ものなんで、実際の車がどうなっているのかはわかりません。資料は無視して見た目重視(笑)
シートに溶きパテを塗って、上からジオラマで地面を表現するときに使う砂を振りかけます。
溶きパテは古いビンですね。20年くらい使ってますが、無くなりません。
1/43は物が小さいので、なんでも使う量が極小なんです。経済的ですね(笑)
砂は鉄道模型用や建築模型用の物を使ってます。
これも一袋買えば一生ものw
おはぎに黄粉をまぶす要領で(笑)、振りかけて軽く押さえてやり、余りは筆で払います。
乾いたらバックスキン風の色に塗れば、こんな感じ。
1/43は小さいので、こういった部品はオーバースケールつまり「大げさ」に作らないと見映えがしません。単体でみると大げさでも、車にセットすると丁度良く見えます。
シート本体はケブラーかカーボンで作られてる(はず)なので、裏側はケブラーのデカールを貼っておきました。組んだらほとんど見えないんですけどね。チラっと見えた時に効果的。
手前の部分はコントロールユニットみたいなものを乗せる部分。
これもカーボンデカールを貼っておきます。
ただの黒に見えますけど、よーく見るとカーボン目が見えるという。。。。
カーボンデカールは上からクリアを厚めに塗ると、いかにもカーボンっぽい感じになります。
上にのってるのはキットから切り出したコントロールユニット。
これも配線をしたりなんだりと追加工作をしていきますが、それはまた後程。
デカールはこんなのを使っています。
これも1枚あれば10台くらいは作れますw
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