沖縄好きの方でポークを知らない人はいないと思いますが、ポークはポークランチョンミートのこと。
いわゆるスパムです。
元々はクズ肉を加工した安価な代用ソーセージみたいなもんで、米軍の携帯食料として日本に持ち込まれました。
コンビーフに比べると「安物感」が強いので、ポークランチョンミートの1ブランドであるスパムが「クズ」の代名詞みたいになって、迷惑メールのことをスパムメールと言うようになったんですね。
あのイギリスのコント集団 モンティ・パイソンのネタにもなっています。
イギリスも戦後の物資不足でアメリカのスパムが大量に入ってきて、国民はウンザリしてたんでしょうね。
SPAMってのは、これ。アメリカ製です。
これともう一つ、沖縄で人気のポークランチョンミートがデンマーク製のチューリップ。
私の感じとしては「どっちも大差ない」ですね。強いて言えばSPAMの方が塩味と脂が強いかな~くらい。
でも沖縄の方々はスパム派とチューリップ派で、けっこうこだわりがあるようです。
どっちかと言うとチューリップ好きな人のほうが多いかな?
ポークの基本的な調理法はフライパンでこんがり焼くこと。
端っこがカリっとするまでじっくり焼くのがコツ。
これを卵焼きとあわせたのが定番の「ポーク卵」。
ベーコンエッグの代用品って感じですかね。
けっこう味の濃いポークにケチャップをかけちゃうところがアメリカンな感じw
卵焼きが面倒な時は焼いたポークだけをパンにはさんでもイケます。
このほかにもチャンプルーのスーチカー(塩豚肉)の代わりにしたり、みそ汁に入れたり、オニギリにしたり、ポークは沖縄の家庭料理になくてはならない存在です。
ポークのブランド派閥ともう一つ、ポークを切る厚さで「厚切り派」と「薄切り派」がいるみたいです。
厚切り派は1㎝くらい、薄切り派は5㎜くらいがお好みのご様子。
私は薄切りでカリっと焼いたポークの方が好きですね。
あなたはスパム派?チューリップ派? 厚切り派?薄切り派?
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