レジンモデルに限ったことじゃないですけど、物を作ってると停滞期というか、なんとなく手が止まっちゃうこと、ありませんか?
私が今、ちょうどそんな状態。
ここで下手をすると作りかけのキットの箱に蓋をして、そのまま押し入れの棚の中で何年も冬眠、下手をするとそのまま遺物になっちゃうんですよね。
今日は、そんな中弛みの対策。
過去記事はこちら。
模型にもお国柄が出ちゃうのね
レジンモデルの作り方・最初の一歩
レジンモデルの作り方・手作りなのよ
レジンモデルの作り方・タイヤの仮組み
レジンモデルの作り方・後輪の仮組み
レジンモデルの作り方・リアセクションの仮組み
レジンモデルの作り方・やっと工作っぽくなってきた
レジンモデルの作り方・ウイングのハンダ付けとか
中弛みの原因
人によって原因は色々でしょうけど、私の場合には、手順が見えずに踏ん切りがつかないことが原因な気がします。
塗装やコクピットの接着をした後は大幅な修正はできないので、その前にやっておかなければならないことを全て終わらせて、組み立てる順番が頭の中で描けないと、先に進めないんですね。
特にフルディテールの場合には、これを付けたら後から変更できない、という部品があるのでそこが納得できるまで、手が止まってしまいます。
中弛み対策
対策というほどでもないんですが、こーゆー時は必要な部品をチマチマ作るくらいしか、やることがないんですね。
大概は、細かい部品を作っていくうちに頭の中でイメージが固まって、次のステップに進めるようになります。
ってなわけで、コクピットの形状を修正したり
アンダートレイに、タバコの中紙で遮熱板を貼ったり
サスアームを塗装したり
エアインテークにカーボン・デカールを貼ったりと、全体組付けに関係ない部分の作業を進めます。
カーボンデカールは固いので、細かい部品に貼るときは、デカール糊と軟化剤が一緒になったものを塗って、その上にデカールを置いて、さらにその上からデカール軟化剤を塗って一晩放置すると、良い感じにくっつきます。
それから端の部分に軟化剤を塗って折り込んでいくと上手く貼れます。
軟化剤を含んだデカール糊はこれ、
軟化剤はこれを使っています。
カーボン表現を塗装で
カーボンの素材感を出すのにはデカールを貼るのが一般的ですが、形状によってはデカールが貼りづらかったり、そもそもデカールは金がかかるからイヤということもあります。
そんな時は塗装で表現することも可能です。
たとえばインダクションポッド(通称ネッシー)なんかは、1/43だと曲率が高くて、デカールを綺麗に貼るのは中々困難。
こーいった時には、まず黒で塗装して乾燥後に上からストッキングを被せます。
ストッキングがなるべく密着するように、裏側を何カ所かクリップで摘まんで、できるだけ均一にストッキングがかかるようにします。
そして上からグレーやガンメタリックなどを吹き付けます。
エア圧は低めで、吐出量は普通の感じ。
そうすると、こんな感じで、なんとなくカーボンな雰囲気に。
ストッキングのメーカーによってパターンの出方が変わるので、いろいろ試してお好きなのを見つけてください。
この方法は一発勝負ですけど、失敗しても何度でもやり直せるのがいいですね。
いつになったらボディ塗装に進めるんですかねぇ。。。。
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