ベランダの塗装・さび落とし

かなーり末期的状態のベランダ手摺を綺麗にしましょう!
ベランダの下見編はこちら

ということで用意した道具はこれ。

左からカップワイヤーをつけたグラインダー、ワイヤーブラシ(鉄と真鍮)、皮スキ、刃の欠けたマイナスドライバー。
古い塗膜を剥がすには、皮スキとマイナスドライバーでガシガシやるのが一番効率的でした。

次に錆落としですが、最初はグラインダーにカップワイヤーをつけてやってみましたが、うるさいし埃が飛びまくる割には綺麗に落ちません。

そこで本職の友人に相談すると「ケミカルを使いなはれ」ということで教えてもらったのが、これ。

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なんと自動車のホイールクリーナー。これの「鉄粉除去」と書いてあるものが錆落としには最適なんだそうです。カー用品店に行くと色々ありますが「鉄粉除去」と書いてあれば、どれも似たようなもの、らしいです。


これを吹き付けて、ワイヤーブラシで擦ってから水で流して拭き取ると、綺麗に錆びが落ちました。
右がホイールクリーナーで磨いたところ。

手前の3本がホイールクリーナーで磨いたところ。

錆が落ちるだけでなく、赤錆だったところが少し黒ずんでいます。
錆を落とす作用と、赤錆を黒くする作用があるみたいです。

錆落としのコツは、ワイヤーブラシで擦る時に力を入れないこと。
軽く素早く擦るほうが効率的です。力よりも回数。歯磨き程度の力加減ですね。
擦り始めると、クリーナー液が錆と混じってドロっとしてくるので、ブラシに水をつけながら擦って、最後にボロ布で拭き取れば完了。

錆を落としたら、次は錆の進行を止めるために、赤錆を黒錆に変化させる錆止め液を塗ります。
赤錆は酸化第二鉄で、これは鉄をどんどん腐食していきます。
黒錆は四酸化三鉄で、これは鉄の表面に酸化被膜となって鉄を保護する働きがあります。
鉄の塊である銃が錆びないのも、表面が四酸化三鉄に処理されているからです。

で、赤錆を黒錆にしてくれるケミカルが、これ。

ゴミや水分、油分がついていると反応が悪くなるので、塗装用のシンナーで表面を拭いてから付属の小刷毛で塗ります。
粘度が高くて塗りづらいんですが、説明書には「水で薄めない」と書いてあります。
でも私は刷毛の先に少し水をつけて伸ばしながら塗っちゃいました。

その結果がこれ。

左側が錆を落として錆チェンジを塗ったところ。右側は錆落とし前。
赤錆が綺麗に黒錆になっていますし、鉄の地肌も黒くなっています。

科学の力は偉大です!

錆チェンジを塗った後は1日おかなければならないので、今日は右側の錆落としと錆チェンジ処理までで終了。

次回で完成しそうです。

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