海に行ってきた!

コロナのおかげで島に帰れなかったので、約半年ぶりの海!

ここは崖つたいに降りていくところなので観光客が来ない、地元の人しか来ない浜。
手前は水深0.5~3mの浅いイノー(礁湖)。色が変わるところがドロップオフで水深15m以上の落ち込みになっています。
沖の白波が立っているところでもう一度浅くなり、その先は外洋ですね。

隆起サンゴで出来た島なので、地形がとても複雑です。

浅瀬のたのしみ

水深が浅いイノーの中ではスズメダイやクマノミなど、海の人気者に会えます。
サンゴが一番綺麗なのも浅いイノーの中ですね。

サンゴはとても壊れやすいので、間違ってフィンで蹴ったりしないように注意してくださいね。
触るなんてもってのほかです。浅いところを泳ぐ時は絶対にサンゴに触れないように。写真撮影の時もサンゴにつかまっちゃダメですよ。
固そうにみえても簡単に壊れちゃいますからね!

こーゆー素晴らしいサンゴの場所で、シュノーケリングに不慣れな観光客が立ち泳ぎをしてサンゴを蹴り壊しているのを見ると、そのまま海に沈めてやりたくなります。
観光スポットになったとたんにサンゴが壊滅したシュノーケリングポイントは沢山あるんですよ。
くれぐれもご注意くださいね。

ドロップオフのたのしみ

ドロップオフまで行くと、世界は一変してディープ・ブルーに変わります。

浅いイノーから一気に群青の海に変わる瞬間は、何度見ても感動します。
ここの海底で水深25mくらい。沖縄は日差しが強いのと海の透明度が高いので、海底がすごく近く見えます。

ドロップオフにはイノーとは違った魚が沢山います。

イラブチャーとか

グルクンの群れとか

今日はカマスの群れに会いました。

複雑な地形もドロップオフの魅力です。

トンネルがあったり

クレパスがあったり

洞窟の中に太陽の光が降り注いていたり

とっても幻想的。

素潜りのたのしみ

ちなみにこの写真はスキューバダイビングではなく、すべて素潜りで撮ったものです。

私たち夫婦は素潜りがしたくて沖縄に引っ越したので、ぷかぷか浮いているだけのシュノーケリングではなく、いつも素潜りを楽しんでいます。

私が写っているの、わかりますか?

オクサマもがっつり潜ります。

黄色い帽子は私が見失わないための目印です。
いつも二人で互いに安全管理をしながら潜っています。

スキューバのような機材を付けない素潜りの、開放感というか自由な感覚が大好きです。
水中で空気を吐かないので、魚のすぐ近くまで行くことができて「お魚になった私」を実感できます。
ちゃんと練習すればだれでも1分間くらいは潜っていられるようになります。

近頃はいろいろなフリーダイビング・スクールができていますし、潜水団体のPADIでもフリーダイビングのコースを開催しているので、素潜りをしたい人は、まずはそういったところで知識と技術を身に着けてくださいね。
ひとりで自己流でやってると死にますよ。
毎年シュノーケリングでの死者がでるのも、ちゃんとした海の知識が無いからです。
海で遊ぶなら、環境保全と自己管理の知識と技術は絶対に必要ですからね!

水中カメラは何がいい?

素潜りはスキューバダイビングよりも身体を使うスポーツなので、大きなハウジング付きの水中カメラは邪魔。
カメラ本体の防水性能が高い小型のものが適しています。
GoProのようなアクションカメラも防水性能は高いんですけれども、画角がワイドなのと、画質がカメラよりも悪いので使っていません。やっぱりカメラの方が綺麗な写真が取れます。
それと、水中で手袋をした状態だとGoProはコンパクト過ぎて、逆に操作がしづらいんですよね。

オクサマが愛用しているのは、水中撮影が最も綺麗に映ると定評のあるオリンパスTough TG5。
今はTG6になりましたが、基本性能は同じです。これはカメラ本体で水深15mの防水性能があります。
画像は水中でも青かぶりがなく、赤や黄色の発色が素晴らしいです。
水中撮影モードが複数あり、スーパーマクロ機能もついていて接写にも強いのがいいですね。
またアダプターを使えば水中用のライトや魚眼レンズにも対応できるので、写真撮影が趣味の人でも満足できるカメラです。水深10m程度までなら、これがベストですね。
専用ハウジングを使えば水深45mまでOKなので、素潜りとスキューバダイビングの両方を楽しむ人は、これで決まりでしょう。
このページで紹介した写真のうち、イノーで撮った写真がオリンパスTG5のものです。
クマノミの発色は、さすがのTGシリーズです。お値段がちょっと高めなのが玉に瑕。

私が使っているのはニコン COOLPIX W300。
これはカメラ本体が30m防水なのがお気に入りの理由。
ちょっと深く入ると15m防水だと不安なんで、私はこれを愛用しています。
拡張性はオリンパスTG6に劣りますが、普通の水中撮影ならば甲乙つけがたい性能をもっています。
値段も3万円程度と、オリンパスより3割安いのも魅力です。
ボディもコンパクトなので、特に写真撮影が趣味というのでなければ、これがおススメです。
このページの深いところで撮った写真がCOOLPIXのもの。深い所では光量が不足するんでズームを使用すると粗い画像になっています(イラブチャーの写真)が、それでもこれだけの写真が撮れるのがすごいです。深いところでのオートフォーカス性能はTG6よりも良いかも?

この他のおススメの水中カメラとしては25m防水で2万円台というお手頃値段の富士フィルムのFinePix-XP140 があります。
実用的な防水カメラとしては最安値帯なのに25mの防水性能はすごいです。水中画質の評価も高いようです。
「そんなに潜らないよー」という人でも、やっぱり防水性能には余裕があるに越したことはありません。
これでもいいかなーと思ったんですけど接写限界が9㎝でマクロ撮影が苦手だったり、カメラとしての機能が見劣りするので、7千円程度の違いならカメラとしての性能が良いニコン COOLPIX W300 のほうがいいと思って、私はCOOLPIXを使っています。

水中カメラならこの三種類のどれかを選べば間違いないと思います。

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