前回、ビットが付けられないことに気づいてプラン変更を余儀なくされたトリマーテーブル。
落ち着いて売っているトリマーテーブルやDIY動画をあれこれ探してみたら、プレートを付けたまま天板に落とし込めば良いってことに気づきました。
ということで、さっそく計画変更です。
天板にプレートを嵌める
つまりですね、プレートの厚みが8㎜、天板の厚みが12㎜なんで、天板をプレートの形に8㎜削りこんでやれば良いわけですよ。
これを裏からネジ止めするんじゃなくて、これを上からハマるように天板を削るってことです。
削るとなれば、それこそトリマーの得意技。
しかも円形なんでコンパスみたいにトリマーを使えば良いわけです。
中心にネジを打って、ビットが丁度良い位置にくるようにトリマーを紐で繋げます。
原始的ですが、これでトリマーで円が描けるはず。
実際にやってみたとこ。
ネジがちょっとぐらついていたんで綺麗には彫れなかったけど、まぁ、なんとかなった。
トリマーの取り付け
内側にトリマーを入れる穴を開けなければならないんで、その大きさも鉛筆を紐でしばって簡易コンパス。
ちゃんとした真円にはならないけど精度が必要なところじゃないんでOK。
こんな感じ。
よく考えたらトリマーのビットをもう4㎜出して内側を抜いても良かったのね。
でもセッティングしてる間に自在鋸でチャッチャと切ったほうが手っ取り早い(笑)
綺麗にやるならホールソーとかサークルカッターとかの特殊工具を使ってもいいけど、まぁ自分が使うんだからいいよね?
自在鋸を買うなら、こんなオールドスタイルじゃなくて替刃式でもっと良いやつがありますんで、そちらをおススメします。
トリマーをセットしてみました。
ちゃんと付きます。当たり前かw
けどプレートの受けの合板の厚みが4㎜しか残ってないんで強度が足りない感じ。
ということで裏に補強を入れときます。雑ですけど(笑)
プレートがちょっとガタツクんで、隙間をパテ埋め。
これね、模型用のポリパテですけど、使えればなんでもOKです。
プレートにパテが付かないようにマスキングテープで養生するのを忘れずに。
ガイドの作製
トリマーテーブルで材木を削るには、材木を送るためのガイドが必要です。
と言っても角材にビットが入る切り込みを作って、二本をビス止めするだけですけどね。
ガイドは天板にクランプで留めるだけ。これで十分。
使ってみた
それじゃ早速、使ってみましょ。
今、作製中のミニカーの台座にお化粧の面取りをします。
適当なビットを丁度良い位置に合わせて高さを固定。これを天板にセットして、ガイドの位置をあわせて、四辺をウイィィ~~~~ンとやると、
はい、できました。
このくらいの作業ならば何も問題なく使えます。
木組みや長い材木に凹凸の嵌合を作るなど、コンマ㎜単位の精度が必要なものにはちょっと厳しいかなという気もしますがサイズが50㎝以下ならなんとかできそうな気もします。
そっちは、やる機会があったら、またレポートしますね。
今回の作製費は、、、、、建築現場でもらってきた廃材で作ったんでゼロ円でした(笑)
トリマーやルーターに興味がある人には、この本が基本から説明していてわかりやすいです。
ビットは安物のセットですが、5年以上使っていて特に不自由は感じていません。
↓役に立ったらポチってくださいまし。
にほんブログ村
コメント