トリマーと言っても犬の美容師さんの話じゃなくて、木工工具の トリマー です。
先日貰ってきた建築現場の廃材で作業台を作ろうかなーって考えてたら、ふと思いついたんです。
「これって、トリマー テーブルが作れるんじゃない?」
手前の茶筒みたいのが トリマー です。
主に溝切りや面取りをする電動工具ですね。額縁やテーブルのおしゃれな縁取りは、これで加工しています。
複雑な治具を使えば、かなりな精度でかなりなことができます。私はできないけど(笑)
この工具を手に持ってウィ~~~ンって木を削るんですが、逆に、この工具を台に固定して、そこに木を当てて削るという方法もあります。
その時の台が トリマー テーブルというわけです。
今日は、このイカにもDIY上級者っぽい道具のトリマーテーブルを、買うと高いから簡単・格安でつくってみよう!という話です。
ちなみに私はDeWalt社のDWP611PKというトリマー・ルーター兼用のものを使っているんですが、これがハイパワーなうえに細かいところまで配慮されていて、非常に使い勝手の良いものなんですね。はっきり言って国産品とは比べ物になりません。
この方のブログに詳しいことが書いてあるので、興味のある方は参考にしてください。
昔はアマゾンで4万円台で売っていたんですが、今はアマゾンでの取り扱いは無いみたいですね。
探せば輸入代行で販売している業者がいるみたいです。
まずは台作り
といってもコンテナに天板のベニヤがピッタリとハマるようにすればいいだけです。
コンテナにピッタリハマるように角材を二本切り出して、
それにベニヤをネジ止めします。
この板の上に削る材料を送るので、ネジが天板と平面になっていなければなりません。
あらかじめネジの座面分を掘ってからネジ止めします。
トリマー の固定
トリマーには各種アタッチメントをつけるベースプレートが付いているんで、このベースプレートを天板の裏に固定します。
ネジ穴がボコボコ開いているのは、各種アタッチメントに対応するためですね。
この中から適当な穴を選んで天板に印をつけて、ドリルで穴を開けてベースプレートをボルト留めします。
このボルトも天板側は天板よりも出っ張らないようにする必要があります。
無事にベースプレートにトリマーを付けることができました。
コードはコンテナの持ち手の隙間から出します。電源スイッチが操作できなくなるのでスイッチ付きのタップを使わなきゃなりませんね。
ビットの取り付け
トリマーを付けただけでは何も削れないんで、肝心のビット(刃)を取り付ける穴を開けます。
ホールソーで開ければ一発なんですが、あいにく持っていないので、ドリルで開けた穴をつないでいくという原始的な方法で。
これはドリル刃ではなくエンドミルという刃です。先端はドリルと同じですがシャフトのところにも刃が付いていて、穴を削って広げることができるんで、穴と穴をつなげる時にはとても便利です。中国製のものを使ってますが、特に問題なく使えてます。
これで穴を開けてトリマーにビットをセットしました。
この赤いのが高速回転して、ついている刃で木をけずるという仕組み。
これが私の持っている中で一番大きいビットなんですが、ここで問題発生。
これだとトリマーの位置がビット側に寄りすぎている状態なんです。
これだとビットを咥えたチャックをスパナで締めることができません。
最低でもチャックがこのくらい見える位置にトリマー本体が無ければいけないんです。
つまり天板の厚さ分が邪魔しているってことです。
ということで最も大きなビットに合わせて天板の穴を広げましょう。
これでビットをベースプレートまで下げることができるようになります。
というところで、今日はオシマイです。続きは気を取り直して、明日やります(笑)
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