ミニカー作りはまだまだ続く。。。

だんだんミニカーブログみたいになってきてます。
過去記事はこちら。
・ミニカーのメータパネルを作ってみた
・ミニカーのシートベルトを作ってみた
・ミニカーを作ってみる・塗装について
・ミニカーを作ってみる

台座を作る

この手のミニカーはタイヤが回らないので「自動車ぶっぶー」とか動かされると壊れます。
落としたらもちろん壊れます。猫パンチでも壊れます。超壊れ物。
ですんで台座にネジ止めして飾るのが普通です。

その台座はキットに入っていないし売ってもいないんで、自作します。

一番簡単なのは木製。
適当な端切れに日曜大工用のオイルステンやワックスなどで着色して、ドリルでネジ穴を開けます。
手前に銘板が入る凹みを彫刻刀で彫っておきます。

銘板も作っておきます。
銘板は真鍮の板を切り出して、そこに前回も使った自作デカールを貼ります。
前回思いついた自作デカールの作製法、鏡像印刷せずにそのまま印刷して糊を貼らずにデカール保護剤を塗って、普通の模型用デカールと同様に使えるものを作るってやり方で作りました。
糊が付いてないので、貼った後で微妙な位置調整ができるのが、この方法の利点。糊が付いてると一発勝負になっちゃいますからね。

デカールを貼ったら、上からクリア塗装をしてデカールを保護します。クリア塗装の塗膜がデカールを密着させるので、デカールに糊がついて無くても大丈夫です。

デカールを動かして位置調整しているうちに青の枠線が歪んじゃったので、切り捨てました。
やっぱりプラモデルのデカールに比べると弱いですね。作り方に改良の余地があるかも。
使用したデカール用紙はこれ。

デカール修復液はこれを使いました。

仮止めしてみる

地上高にあわせた厚みのプラ板をシャシーの裏貼って、水平を確認します。
金属よりもプラ板のほうが簡単に削ったり盛ったりできるのでラクチンです。
後で銀色に塗れば目立たないし。

シャシーの状態で水平と地上高を確認。
もっと地面にべったり付けた方がカッコいいんですけど、この時代のF1はサスペンションが貧弱だったり、空力が未発達だったりで、けっこう車高が高いんですよね。
この車だって「前輪を小さくしたら空気抵抗が減って速くなるんじゃね?」という妄想で作った車ですからね。今ならコンピューター解析で作る前に「アホ」って言われちゃいます。
楽しい時代でしたねー。

シャシーの水平が確認できたら車体を台座にネジ留めして、タイヤの設置や地上高や水平を確認します。

台座にのっけてタイヤをつけると完成したような気分になりますね(笑)
でも、まだ配線が全部おわってません。

パイプを作る

金属メッシュのパイプを作ります。
バイクのブレーキホースとかでよく見る、外側が金属の編み込みになってるパイプですね。
これもディテールアップの部品が売られていますが、今回は自作してみます。

まず直径0.3㎜の糸半田にヤスリを押し付けて、ヤスリ目をうつします。
左が元の糸半田、真ん中がヤスリ目をうつしたものです。ピントが合ってませんねw

昔はこんなハンダを買うのに秋葉原に行ったり、東急ハンズに行ったりしたものですが、今はネットでなんでも買えちゃうんで便利ですねー。

で、これの差し込みネジが必要なんですが、これも自作します。
外径0.6mm、内径0.2㎜の真鍮パイプの内径を0.3㎜にドリルで拡大します。

ピンバイスに真鍮パイプをくわえて、それにピンバイスに咥えたドリルで穴を広げるという、アホみたいな作業。

0.3㎜のドリル刃は簡単に折れちゃうんですが、結構高いんですよね。
アマゾンで格安の中国製の0.3㎜ドリル刃10本セットというのを見つけたんで、試しに買ってみましたが普通に使えました。評価コメントに「使えない!」とか書いてあったんでビクビクでしたけど、模型のメタルや真鍮のように柔らかい金属なら問題ありませんね。到着は2週間くらいでした。
同じ径のドリルセットって意外と売って無いんで、これは便利でした。
近頃は中国のネット通販も返品やクレームが効くようになってきたので、以前のようなデタラメな商品は少なくなってきましたね。(通販サイトによる)

ついでに塗装もしておきます。銀の上からクリアレッドを塗ってます。
なんとなく、それっぽいでしょ?

とりあえず、今回はここまで。

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