マウスピースの修理

30年以上使ってるベルグラーセンのマウスピース。
買った時に既に中古だったんで、新品当時からは50年くらい経ってるかも?
この黒い樹脂のところ(バイトプレート)は前歯が当たるんで彫れてきちゃうんですよね。
そうすると咥える深さを変えづらくなるんで、彫れてきたら交換しないとダメ。

マウスピースを作ってる友人に「交換してー」と頼んだら「そのくらい自分でやれ」と言われたんで、自作に挑戦。

素材はアクリル板だと言うので、3㎜のアクリル板を購入。数百円で売ってます。

古いバイトプレートを外すには、横からプレートの下にカッターナイフを入れて接着剤を剥がして、ドライバーなどでこじってやると簡単に外れます。

汚いw
古い接着剤はカッターの刃で優しくカリカリして、取り除きます。
ラーセンはステンレス製で固いから、安心♪
一応ノギスで大きさや厚みを計りましたけど、現物合わせで十分ですね。

アクリル板は糸鋸で切って、ヤスリで形を整えます。
この辺は根気が必要。

厚みを1㎜くらい削らなければならないんですけど、ヤスリだと平らに削るのが難しいんで砥石でゴシゴシやりました。
普段、鎌を研ぐのに使ってる砥石。150番と800番のコンビです。リードの裏を平らにするのにも使えます。

2液性のエポキシ樹脂で接着。
下がオリジナルのバイトプレート。上はありあわせのABS樹脂で作ったら柔らかすぎてダメだった試作品。

これだけあれば10回生まれ変わっても使いきれないですねw

所要時間は2時間くらい。形を合わせるのが面倒ですね。


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