前回からちょっとだけ進展。
エンジンにガソリンを送るフュエルラインを追加しました。
って、わからんか。。。。。(笑)
ちなみにフュエルラインは釣り用のテグスです。
って、どうでもいいか。。。。(笑)
車体の方は塗装を仕上げました。
まず、実際の車と同様に下地のサフェイサーを吹いて、乾燥後に600番から1500番の紙やすりを順につかってツルツルにした上に青を塗っています。
サフェイサーは模型用が色々と売られていますが、私は実車用のソフト99サフェイサーを使っています。これは金属塗装の下地のそのまた下に塗るプライマーが入っているので金属への喰いつきが良いんですね。
ちなみにボディが白、黄色、赤などの隠ぺい力が弱い色の時には、白いサフェイサーを使います。
ボディー色の塗装はプラモデル用のラッカー塗料です。
模型の色ですが、色は「塗ってある面積が広いほど濃く見える」という法則があるんで、実物と同じ色を塗っても実物と同じにならないんですよね。
家の外壁などを塗るときに、色見本をみて決めると想像以上に濃い色になって失敗します。
DIYなどで広い面積を塗装するときは「思っているより薄めの色を塗る」ことが大事です。
だからといって実車の写真を見て決めようとしても、光の当たり具合で全く違う色に見えるんで、これまた「実車どおり」が何色なんだか、調べるほどわからなくなります。
有名なのはMarboloの赤で、F1マシンの赤は実際にはオレンジっぽいんです。
これは「強い光の下だと色は濃く見える」という原理があるので、写真や映像などに写った時に適切な赤色になるように、わざとオレンジっぽい赤に塗ったんだそうです。
普通の赤を塗ると、強い光の下では暗い赤になって目立たないんですね。
「じゃぁ、どうやって色を決めたらいいんだよ!」
って話になっちゃうんで、結局、模型の色は本人の感性(笑)
模型オタクの間では「色が違う」と批評するのは禁句とされています(メンドクサー)。
で、青を塗ってデカールを貼って終わり、というわけではなく、この上からさらに「クリア塗装」をします。
これはデカールと塗装の段差を消して、全体的に均一な艶を出すのが目的です。
デカールを十分に乾燥させたのちに、一回目は表面がザラザラになる程度に、ざっと吹いて乾燥させます。こうしてデカールとクリアをなじませないと、後で本塗装をしたときにデカールが割れたり溶けたりするんで、最初からたっぷり塗らないようにしてください。
これが乾燥した後に全体を塗膜が覆うように2回目をたっぷり塗ります。たっぷりと言っても垂れるほど塗ってはイケマセンよ。
そして一昼夜乾燥させた後に1000番~1500番のサンドペーパーで、そーっと、そーっと、全体が艶消しになる程度に撫でてやります。力をいれて何度も擦るとクリア層が削れて下の青やデカールが削れちゃうので要注意。サンドペーパーに塗料の色(青)が付いたら削りすぎです。
角の部分などは削れやすいので要注意。
全体が均一に艶消しになったら中性洗剤でよく洗って乾燥させます。
デカールはクリアの塗膜で覆われているので、水に濡らしてもはがれません。
この後にもう一度、張りのある塗膜が形成されるようにクリア塗装をして数日乾燥した後にコンパウンドで磨いて、塗装は完成です。
クリアは、これもソフト99のクリアを使っています。
これをそのまま缶から吹いてもいいんですが、私は別容器に移して、少し薄めてから塗っています。
あ、ここまでお話した塗装はエアブラシを使ったスプレー塗装なんで、コンプレッサーとエアブラシが必要になります。
コンプレッサーも昔は高くて、おいそれとは買えないものでしたが、今は手ごろな価格になりましたね。安いものだとセットで1万円以下です。
ミニカーくらいの大きさなら、これでも十分ですね。
各種コンプレッサーを扱っている髙儀の商品なので、入門用には問題は無いかと思います。
車体の塗装が終わったのでシャシーと合わせてみました。
路面との隙間がちょっと大きいです。
右下がりになってますね。
昔のF1はタイヤが太くてカッコいいですねー♪
エンジンのパイピングが良いアクセントになってます。頑張って良かったw
プラグコードは本当は黒なんですけどね、見た目が地味だから黄色にしちゃいました。
これから微調整して、細かいパーツを付けなきゃなりません。
いつになったら完成するのかなー。。。。。
と言ってる間に次のキットに手を出し始めてます(笑)
ボディーがきちんとハマりませんが、このくらいはアタリマエです。
こんなビョーキの世界に入ってみたいという方で、キットを買ってみようという方は、名古屋のラクーンオートさんか、大阪のRomさんでお好きな車種を選んで通販してくださいませ。
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