メタルキットの作り方Williams FW11b・デカール貼り

前回はボディを白と黄色に塗ったところまで。
Williams Honda は白と黄色と青の三色なんですが、青はデカールが用意されているんで、ここからはデカール貼りの作業です。
と、その前にちょっとしたミスを発見したんで、その修正から。

メタルキットの作り方Williams FW11b・最初の一歩
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メタルキットの作り方Williams FW11b・塗装前に終わらすこと
メタルキットの作り方Williams FW11b・再開しました
メタルキットの作り方Williams FW11b・下地塗装
メタルキットの作り方Williams FW11b・塗装

フロントウイングの修正

何を間違ったかというと、フロントウィングの翼端板の下を、ボーテックスジェネレーターだと思って、90°に曲げていたんですよね。

これ、実際は軽く内側に曲げてある程度でした。
この頃のF1には、まだフロントのボーテックスジェネレーターはなかったんですね。

というわけで、一度解体して、翼端板を正しい角度に曲げなおして、再組立てして再塗装。

ちゃんと作ったつもりでも、後から必ずミスが出て来るんですよねー。
(;´д`)トホホ

ウイング内側の塗装

ウイング本体はカーボン製で、内側は無塗装の黒になっていますんで、ここだけ黒く塗らなきゃなりません。

厄介なことに翼端板の断面は塗装されているんで、ここをマスキングしなきゃなりません。
こーゆーところはマスキングテープじゃ無理なんで、マスキングゾルを塗ります。

無事に翼端板の断面の塗装を残して内側だけを黒に塗ることができました。

塗装が終わったら、クリアを薄くかけて2000番の紙やすりで優しく撫でて、表面を整えておきます。
一度クリアをかけて中研ぎすることでデカールの密着が良くなり、クリアコーティングをした時に下地がコンニチワするリスクも減ります。
私の近頃のお気に入りは研磨スポンジ。小さく切っても保持性が良く、ピンセットで摘まんで細かいところまで磨けるので便利です。
番手も1000~5000番が揃っているので、研ぎ出しのほとんどをこれで対応できます。

デカール貼り

デカールだけでもこんなにあります。あぁ面倒くさいw

今回のデカールで厄介なのはこれ。

青の縁の赤いピンストライプを真っ直ぐになるように三次曲面に貼らなきゃなりません。

こーゆー時にデカール軟化剤を使うとデカールが伸びて歪んでしまうので、デカール軟化剤は使用厳禁!

位置を合わせて熱湯を付けた綿棒で根気よくフィットさせるしかありません。

弛みや長さが足りないところは、デカールに小さい切れ目を入れて合わせます。
そうすると当然、下の色が見えてしまいます。
今回だとAアームの付け根やノーズのところにデカールが回り切ってません。

そこは後からタッチアップ塗装でカバーします。
今回の青はクレオスのインディブルーが一番近い色でした。
近似色が無い時は自分で調色しなきゃなりません。

慎重に貼っても、やっぱりヨレルところが出来ちゃいますね。

このあたりは技術の限界。あきらめます。

デカール貼りの道具

使用する道具はこんな感じ。
水の入った瓶、スポイト、切り出し用のアートナイフと定規。
綿棒とキムワイプという不織布(白いティッシュみたいに見えるやつ)。
ティッシュだと毛羽が付いて気が付いたらデカールの下にゴミがー、ってなことになりますが、キムワイプだとその心配がありません。化学実験に使うものですが、アマゾンとかで普通に買えます。
綿棒は汚れたらどんどん替えていきます。
あとは押さえ用に先を削った爪楊枝。

カーボンデカール貼り

ウイングとコクピット内部は全面カーボンデカール貼り。
ウイング位置をイギリスGPの高速仕様にしたんでデカールとズレが生じています。

適当なところでカットしてバラバラに貼っていきます。
ウイング下にデカールの隙間ができますが、あまり見えないところなんで妥協。

カーボンデカールはマークソフターを使いすぎると、デカールが伸びてカーボン目がヨレルので、マークソフターの使用は最低限にします。
タミヤのデカール糊はマークソフターよりも軟化力が弱いです。ちなみにマークソフターは糊成分を含みません。
メーカーや製品によって強さが違うし、糊成分や軟化剤成分の有無が異なる製品が出ていますので、色々試してみるといいでしょう。
私は主にこの二つを使っています。

サイドポンツーンの位置合わせ

サイドポンツーンはCannonのデカールをまたがって貼るので、仮組して位置を合わせます。
この時もBlu・Tackで裏から固定するとラクチン。

とりあえず車体周りのデカールを貼り終えました。
サイドポンツーンのエアダクト周囲のDENIMのデカールは縦横が一体だったので、切り離して別々に貼っています。

これで4~5日乾燥させてクリア塗装と研ぎ出しに進みます。

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