メタルキットの作り方Williams FW11b・下地塗装

やっと塗装に入りました。

フルディテールモデルの場合、どのタイミングで塗装をするかが悩みどころ。
塗装したものは加工できないし、後の作業で仕上げた塗装面を傷つけるリスクもあるんで、そのあたりの兼ね合いが難しいです。

塗装を始めちゃうと「後戻りできない」って感じです。

今までの工程はこちら↓

メタルキットの作り方Williams FW11b・最初の一歩
メタルキットの作り方Williams FW11b・ウイング修正
メタルキットの作り方Williams FW11b・地味な作業ばっかり
メタルキットの作り方Williams FW11b・仮組み超大事!
メタルキットの作り方Williams FW11b・フロントウイングとか
メタルキットの作り方Williams FW11b・手順が大事
メタルキットの作り方Williams FW11b・塗装前に終わらすこと
メタルキットの作り方Williams FW11b・再開しました

持ち手で悩む

塗装するためにはパーツを保持しなきゃならないんですけど、どーやって保持するかが悩みのタネ。

エッチングパーツの枠を切って瞬間接着剤で付けたり

丸めたマスキングテープを付けたり

クリップだけでなくラジオペンチや、握ると開く逆ピンセットを使ったり、ウイングの部品はハタガネで挟んだり、パーツごとに使えるものは何でも使います。

ラジペンは握りを髪ゴムで縛って使います。
塗装用のラジオペンチや逆ピンセットは安い物をまとめて買っておくと便利。
品質に問題があっても塗装にしか使わないから大丈夫。
私がアマゾンで買ったラジオペンチは240円でしたが、特に問題の無い物でした。
ラジペンと逆ピンセットはハンダ付けの時のパーツ保持にも使うんで、複数持ってるといいですね。

ハタガネは内側に両面テープを貼ってパーツを保持します。
あんまり強く挟むとパーツが曲がっちゃいますからね。
これもウイングなどのパーツの工作にも使えて便利です。
私はこれを使ってます。精度はお値段なりって感じですが模型造りには十分です。

精密作業にはノギスで挟んでますけど、塗装にノギスは使えませんからねぇ。

サフェイサー吹き

まず最初は塗装の下地作り。
パーツを1500番のサンドペーパーで磨いて、メタルプライマーをエアブラシで吹き付けてからソフト99のプラサフを吹いています。

模型雑誌を見るとウレタン塗料が推奨されていますが、ウレタン塗料は専用のマスクをして強制換気装置を使わないと非常に健康に悪いので、普通のラッカー塗料を使っています。ラッカー塗装でもN95マスクは絶対必要。マスクに付いた塗料を見るとゾッとしますよw
雑誌のライターさんやプロモデラーさんは締め切りがあるんで乾燥(硬化)の速いウレタン塗料が必要なんですよね。
研ぎ出しのトラブルが少ないとか、簡単に艶が出せるとか、塗膜が固いとか、色々なメリットはありますが、趣味でやる分にはラッカー塗料で十分と思っています。

ソフト99は缶スプレーですが、これを瓶にあけて、2倍程度に薄めてエアブラシで塗装。

このコンプレッサーを30年間使用してます。
中古工具で買ったんですが、エアタンク、圧力計、水抜きの全てが装備されていて、音もさほどうるさく無い。
というかエアタンクが大きいので作動時以外は無音です。

アマゾンなどでも売ってるのを見たことが無いんで素性がわからなかったんですが、新宿の世界堂さんで売ってるのを発見。
WERTHER internationalのSIL-AIRという製品で、画家の方が良く使うものだそうです。低圧から高圧まで使えて圧力変動が少ないのも良いところ。
30年経っても同じものが売ってましたから壊れても安心ですね。たまにヤフオクなどで見かけます。

エアブラシは私が最初に買ったOlymposヤング88を、今ではサフェイサー専用にしています。
昔はコンプレッサーがメッチャ高価だったんで、これにピースコンという缶入りガスを付けて使ってたんですよねー。

修正

サフェイサーを吹くと、小さな傷や見逃していた不具合が見つかるので、磨いたりパテを盛ったり削ったりと、修正を施します。
磨きは1500~2000番のサンドペーパーで。下地が出ても気にしません。

トラブルはオトモダチ

ウイングを磨いていたら、エッチングの折り目が切れちゃいました。
右端のところです。

接着剤じゃどうしようもないんで、シンナー風呂に漬けてサフェイサーを落としてからハンダ付けします。

下手だなぁ。。。。
でも、余ったハンダを削って磨けば大丈夫♪

最後は白サフで仕上げ

修正が終わったらグレーサフェイサーを再度吹いて、2000番で磨きます。

その後にソフト99の白サフェイサーを同様に瓶にあけてエアブラシで吹いて、4000番まで磨いて下地の完成です。

フェラーリ等の赤の場合は白サフェイサーではなくピンクサフェイサーを吹きますが、ソフト99の白サフを瓶にあけて赤塗料を入れればピンクサフェイサーが作れて便利ですよ。

次回はお楽しみの本塗装とデカール貼りです。

↓なんか参考になったらポチってください。

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました