うちの裏山は雑草が茂るんで、毎月のように手入れをしています。
特に葛が伸びると手が付けられなくなるんで、早めのお手入れが大切。
沖縄に住んでた間、この家は親戚の子に貸してたんですけど、なんの手入れもしなかったので9年間でエライことになってました。
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今年帰って来てから、これを元どおりにするため毎月、裏山の手入れをしていたんで、今ではソコソコ綺麗になってます。
葛は根っこに打ち込む薬剤で、かなり勢いを押さえることができてます。
同じ場所とは思えないでしょ?
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葛退治に関しては過去記事をご参照ください。
作業には鉈とか鎌とかスコップとか鍬とかノコギリとか、まぁ色々な道具が必要なんですが、こんな斜面なんで七つ道具を持って登るわけにもいきません。
で、タクティカルスコップという多機能スコップをネットで見かけて、ちょっと気になってたんですよね。
タクティカルスコップとは?
いわゆる軍用スコップのことで、最近のものは柄の中にナイフやら火起こしといった、サバイバルグッズが仕込まれています。
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スコップも横が鉈やノコギリになっているんで、これ一つで色んな用途に使えます。
とは言っても、サバイバルナイフもそうですが、この手の物って所詮はオモチャ。
すぐに壊れるし、実際には役立たずなものがほとんどなんですよね。
騙されたと思って買ってみた
値段を見ると2,000円台から4万円以上まで、メチャクチャ幅があります。
さすがにこんなものに万単位のお金は使いたくないので、長さが適当で頑丈そうでレビューで良い評価がされている4,000円のものを買ってみました。
鉈鎌と折り畳みノコギリとナイフは腰道具で必ず持っていくので、欲しかったのはスコップと鍬の機能です。
スコップは小ぶりですが、問題なく使えました。
まぁ、スコップなんだから当然ですねw
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根元のストッパーを緩めて角度を変えると鍬になります。
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両手ではなく片手で振るサイズ。
もちろん農作業用の鍬とは比べ物になりませんが、雑草の根っこを掘り返すには手頃な大きさ。
問題なく使えました。
オマケ機能も意外と使えたw
刃の側面は鉈とノコギリになってます。
鉈というには刃がナマクラなんですが、本体の重さと柄の長さがあるんで雑木の枝くらいなら叩き落せました。
まぁ、本物の鉈のように鋭い刃が付いてたら逆に危ないですし、すぐに刃こぼれしちゃいますけどね。
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ノコギリは見た目からして完全にオモチャだろうと思ってたら、意外や意外。ちゃんと使えました。
本物のノコギリの3倍くらい時間がかかったんで、最後はへし折っちゃいましたけど(笑)
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柄の中に仕込まれてるナイフ等は使ってません。ナイフはいつもポケットに入ってるんで、いちいち柄を外して出すのがメンドクサイ。
見た感じでは、まぁ、なんとか使えるだろうな、くらいの代物でした。
全体としては十分に頑丈なんで、こんなところでやる裏山作業には小回りが利いて便利でしたね。
重さも1.2㎏と軽量なんで、本物のスコップを持っていくよりもラクチンなのがいいです。
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防災グッズとしてはおススメ
機能としてはスコップ、鍬、鉈、ノコギリ、ナイフのどれを取っても本物の半分以下ですが、これらが一つにコンパクトにまとまってる点で便利です。
一番良い使い道はなにかなー、と考えたら緊急用グッズとして車にでも積んでおくのが良いんじゃないでしょうか?
柄を分解すると30㎝X20㎝くらいのバックに収まるんで、シートの下にでも入れておけば良いと思います。
泥や雪でスタックした時には十分に役立ちますし、柄の末端が脱出用ハンマーになってるので、水害で水没した車から脱出するのにも役立ちます。
あとはキャンプとかですかね?
今のキャンプサイトでやるキャンプについては良くわかりませんが、昔やってたバイクでの野宿ツーリングとかには便利だと思います。
近頃はこーゆーものを無闇に車に積んでると「危険物所持」で捕まるそうですが、分解してバッグに入れておけば問題にはならないんじゃないですかね?
そのあたりは警察に聞くか、ご自身でご判断ください。
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