仮組地獄がひと段落したので、やっと工作に入れます。
最近のキットだと、ここまでの苦労は無いんですけど、昔のキットは一筋縄ではいかないですねー。
過去記事はこちら。
模型にもお国柄が出ちゃうのね
レジンモデルの作り方・最初の一歩
レジンモデルの作り方・手作りなのよ
レジンモデルの作り方・タイヤの仮組み
レジンモデルの作り方・後輪の仮組み
レジンモデルの作り方・リアセクションの仮組み
元の木阿弥
仮止めしていた瞬間接着剤をアセトンで剥がして、全部をバラバラの状態に戻します。
今までの苦労はなんだったんだろうと虚無感に襲われます。
ちなみにアセトンは普通の工業用を使っています。
これをスポイトで垂らして、瞬間接着剤が弱まったところで丁寧に部品を外します。
力を入れるとレジンが割れたりするので注意。
後で戻せるように一工夫
とりあえず、アンダートレイを塗装します。
プラサフはソフト99を使ってます。塗膜が強くて金属への喰いつきも一番良い気がします。
乾いたら600番のサンドペーパーで軽く表面を均して黒塗装。
その上からカーボンでカールを貼ってクリア塗装→1000番のサンドペーパーで研ぎ出し→クリア塗装仕上げ。
ほぼ自己満足です。スケールは無視してもう少し大きなパターンを貼った方が見映えがすると思います。
クリアは定番のソフト99のクリアを瓶にうつして、シンナーで2倍に薄めてエアブラシで吹いています。
ばらした部品が仮組どおりの位置で組めないと意味がないんで、アンダートレイの穴にあわせてコクピットのモノコックに開けた穴に真鍮棒でピンを打っておきます。
ここで台座を作ってボディにナットを埋め込んで固定できるようにしておきます。
無い物は作る
このキットは、色々な部品が入ってないので欲しい物は自分で作らなければなりません。
0.5㎜のプラ板をチマチマ切って貼り合わせて、金属メッシュが入るようにして、
銀で塗ればラジエターの出来上がり。
薄くてカッチョ悪かったリアのエアダクトも0.5㎜のプラ板を挟んで厚みを出しておきます。
ついでにドライブシャフトのスペーサーも付けておきました。
これで接着時に位置決めに悩まずに済みます。
光硬化パテは便利
今回、タミヤの光硬化パテを模型屋で見つけて買ってみました。
センターボディの後端がちょっと短かったので、盛ってみました。
硬化は専用のUVライトを使わずに直射日光か蛍光灯の光でOKなのが嬉しいです。
大体2~3分で固まるみたい。
夜の作業なんで、取り出して蛍光灯を当てずにおいたパテは結構長い時間、固まらずにいました。
紫外線を当てなければ、ゆっくり作業ができるのが嬉しいです。
硬化後はこんな感じ。
ポリパテよりも喰い付きが悪そうなんで、接着面の脱脂はしっかりやっておいたほうがいいみたい。
油分が付いていると、ポロっと剥がれます。
完全硬化後はポリパテと同様に削ることができますし、硬度も十分にあります。
ポリパテよりも優れているのは硬化時間が短いことと、ヒケが無い事。
扱いも楽なんで、これは重宝しそうです。
台に乗せてみた
アンダートレイとコクピットを飾り台にネジ止めして、カウルを被せてみました。
フルディテールモデルの場合は、外したカウルを置くスペースが必要なんで、一回り大きな台座を使います。
さっさとボディ塗装してデカール貼りたいわー、という欲求がムラムラと湧いてきますが、まだまだやることが山盛り。
いつになったらできるんでしょうかねー。
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