以前にご紹介したスペイン・トレベレス産、16ヶ月熟成ハモンセラーノ骨付生ハム原木レセルバ
順調に減っており、片側が食べ終わってひっくり返すところまできました。
グルメミートワールドさんの解説書によると、生ハム(後ろ足)は太もも前側のバビージャ、太もも後側のマサ、腰骨部分のコントラマサ、脛のピエルナの4つの部分にわかれているんだそうです。
どこから切り始めるのが良いかは、人それぞれの意見があるそうですが、個人では食べ終わるのに1~2カ月かかるので、生ハムの乾燥を考慮して最初に肉が固めのバビージャ側から食べ始めるのが良いようです。
バビージャ側は赤身で脂身も少なく、全体に引き締まった感じです。
内側のほうが固い赤身で、いかにも筋肉!って感じで旨味が凝縮されています。
大腿骨がでてくるあたりまでバビージャ側を食べたら、ひっくり返してマサ側を切っていきます。
マサ側は脂が厚く、赤身の中にも脂身がサシになっていて、マグロで言えば大トロのようです。
とろけるような柔らかさと熟成された脂身の香りが、まさに生ハムの真骨頂!
マサは赤身に到達するまでに、かなり分厚い脂身の層を削らなければなりません。
生ハムの部分が少なくて損したような気もしますが、実はこの脂身が絶品なんです!
削った脂身を炒め物やパスタソースに入れると、熟成脂身の香りがして、料理の味が数段レベルアップします。(脂身は小分けにして冷凍保存しておきます)
料理に使う以外にも、削りたての脂身ならではの楽しみがあります。
特に柔らかい脂身の部分を薄くスライスして軽く炙ったバゲットに乗せると、熱で脂身がじんわり溶けだしてこれが最高の味わいなんですね。さらにニンニクの切り口でひと撫ですると極上のタパスです。塩漬け熟成脂身、、、、まさに禁断の美味w
これは生ハム原木を買った人だけが知っている楽しみですねー。
みなさんも、生ハム原木生活、いかーっすか?
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