沖縄のカツ丼はちょっと違うのよ

今日のお昼は奮発してカツ丼!

いつものオジィ・オバァの店に行きます。

メニューはこれだけ。営業も昼だけ。
基本的に地元の働いてる人のお店。観光客相手じゃないお店は昼のみ営業のところが多いですね。

沖縄好きの方ならご存じでしょうけど、みそ汁にライスを付けて注文するとライスが二つ来ることになります。
みそ汁は内地の味噌汁じゃなくて、「みそ汁」という立派な一品料理の定食です。

そして、カツ丼も内地とは全く違います。

なんというか、野菜炒め卵とじ丼?

心配しなくても野菜炒めの下にトンカツがちゃんと入っています。

そして、この山盛り具合が素敵♪
ご飯を盛った上にカツを乗せて、上に野菜炒めをのせて沢庵を置いて丼の蓋で上から圧縮して作ってあるので、超山盛りでも崩れませんw

この食べ方には正式な作法がございまして、

崩さないように上の野菜炒めとカツを丼の蓋にうつします。
するとその下に二段目のカツが見えてきます。カツも二重になってるんですねー。

ここからワシワシと食していくわけですが、下のご飯はみっちり圧縮されているので、途中で具が足りなくなります。

この状態になったら蓋に取り分けておいた具を丼にもどして、最後まで完食するんです。

とはいえ、これを完食するのは男性でも結構たいへん。
オバァに「ご飯少な目で」と言っても絶対に対応してくれません。

みてると肉体労働風のあんちゃんでも、けっこう残したりしてます。

実は沖縄の人は内地の人ほど「残したら失礼」って思わないみたいですね。

逆に残さずに食べると作ったほうが「ひょっとして足りなかったんじゃないだろうか?」と、オバァは心配になるようです。

それで「残さず頑張って食べる」→「足りなかったかも」と思って量を増やす→「さらに頑張って食べる」のスパイラルが回った結果、スーパー大盛が普通になっちゃうんですねー。

沖縄にはオバァの「かめーかめー攻撃」という有名な風習がありまして、孫が遊びに来ると「かめーかめー(食べろ食べろ)」と死ぬほどご飯を食べさせるんだそうです。

物が不足していた時代に子供達に腹一杯食べさせることがオバァの誇りだったんでしょうね。

そんなオバァの気持ちを汲んで、今日も完食一歩手前でギブアップしました。
オバァ、50歳すぎてこの量は無理さいがw

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