ミニカー作りも佳境に入ってます。
ここからは全体を組み上げるので、今までの100倍神経を使います。
過去記事はこちら。
・ミニカーの窓を作る
・ミニカー作りはまだまだ続く
・ミニカーのメータパネルを作ってみた
・ミニカーのシートベルトを作ってみた
・ミニカーを作ってみる・塗装について
・ミニカーを作ってみる
私が作っている精密ミニカーは基本的に「壊れ物」で、台座に固定して飾るものです。
間違っても動かして遊ぶものではありません。(これを子供にやられて壊される)
最終組み上げは、車体を台座に固定した状態で行います。
既に車高設定をすませたシャシーを台座にネジ止めして、タイヤを付け、エンジンを付け、ウイングを付け、その他の細かい部品を付けていきます。
ここで落とした工具が当たったり、接着剤や塗料が飛んだり、猫が机に飛び乗ってくるなどの事故が起こると全てが水の泡なので、イヤガウエにも慎重な作業が必要。
まずは前輪を接着するんですが、接着前にタイヤマークを貼る必要があります。
タイヤマークはキットのデカールに付属していますが、今回の6輪車は前輪が小さいので、これを貼るのが大変。
もともとデカールはゴム製のタイヤと相性が悪いのですが、さらに三次曲線なのでデカールが馴染まず、上手く貼れません。
そーゆー時は、マークソフターを使うのがお約束。さらに上から蒸しタオルで押さたりもします。
さらにデカールの裏の糊はゴムには効かないので、接着剤を塗る必要があります。
接着剤として水性クリアをタイヤに塗り、その上にデカールを置いてからマークソフターを塗って、ピンセットやヘラなどで押さえて、少しづつデカールをタイヤになじませていきます。
これが昨晩作ったもの。マークソフターと水性クリアを使いました。
ロゴ周りに密着の甘いところが残ってます(文字の下側の白っぽく見えるところ)。
で、一夜あけた今日、残りの二つの前輪に同じ方法でデカールを貼りました。
まず、水性クリアをタイヤに塗って、上にデカールを置いて。。。。
そうしたらですね、マークソフターを塗る前からデカールがしんなりとタイヤに密着するんです!
あれ、おかしーなー、どーしたのかなー、と思って良くみたら、なんと、水性クリアと間違えて普通のラッカー塗料のクリアを塗ってたんですね。
模型にデカールを貼った上からクリアを吹くときに一気に沢山吹き付けると、ラッカーシンナーがデカールを侵してヘニャヘニャに曲がることがありますが、それと似た現象が起きたんだと思います。
今回は物が小さいのでデカールが歪むこともなく、上手くヘニャってタイヤに密着するという、まさに怪我の功名。
昨晩作ったタイヤにもラッカークリアを塗ってみたところ、若干浮き気味だった箇所がぴったり密着しました。
かなりリスキーな方法なので、他人にはおススメはできませんけど、この方法は今後も使えそうです。
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