レジンモデルの作り方・研ぎ出しと自己満工作

塗装が終わったんで、あとは研ぎ出しと細部工作を残すのみ。

いや、本当に完成しそうですねー。やれやれw

過去記事はこちら。

模型にもお国柄が出ちゃうのね
レジンモデルの作り方・最初の一歩
レジンモデルの作り方・手作りなのよ
レジンモデルの作り方・タイヤの仮組み
レジンモデルの作り方・後輪の仮組み
レジンモデルの作り方・リアセクションの仮組み
レジンモデルの作り方・やっと工作っぽくなってきた
レジンモデルの作り方・ウイングのハンダ付けとか
レジンモデルの作り方・中弛み対処法
レジンモデルの作り方・コクピット
レジンモデルの作り方・トラブルはいつも突然
レジンモデルの作り方・やっとタイヤが付きました
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レジンモデルの作り方・後ろ半分
レジンモデルの作り方・お楽しみのエンジン回り
レジンモデルの作り方・リヤサスとタイヤが付いたよ
レジンモデルの作り方・やっと塗装

研ぎ出しとはなんぞや

綺麗に塗装した上にデカールを貼ると、塗装とデカールの艶の差というか質感というか、そーいったものが異なるんです。
市販車ならまだしも、レース用の車はステッカーがバシバシ貼ってあるし、ストライプなどのカラーリングもデカール表現なので、基本塗装とデカール部分がチグハグな感じになってしまいます。
この艶を均一にするために、デカールの上からクリア塗料を吹いて、それを磨いてピカピカにするのが「研ぎ出し」という作業です。

研ぎ出し前がこれ。塗装面の反射もぼけてるし、デカールが変に反射してますよね?

研ぎ出し後がこちら。

え?違いがわからない?

まぁ、写真が下手はせいもありますけど、エッジの反射が鮮明になってるでしょ?
とくに研ぎ出し前はデカールの周辺にあった段差が消えて、ボディ塗装との境目の段差がなくなって綺麗に反射してますよね。

実物を見れば、その差は一目瞭然なんだけどなぁ。。。

で、肝心の研ぎ出しの方法ですが、やってることは以前に紹介した、ニスをピカピカに仕上げる方法と同じです。
ニスでピカピカ仕上げ

1.デカールを貼り終わったら3,4日放置して完全に乾燥させます。その間にデカールの浮きをチェック。浮いてるとクリア塗料が隙間に入ってデカールが溶けちゃいますからね。凹んだところなどは要注意。クリア塗料はソフト99のクリアを缶から出して3倍くらいに薄めてエアブラシで吹きます。

2.ホコリや汚れが付いていないことを確認してから1回目のクリア吹き。この時は全体にざっと吹くだけです。デカールと塗料を馴染ませるだけなので、表面がザラザラでも気にしません。1時間おいて、2回くらい吹き付けます。

3.数時間置いてから本塗装。同じく3倍に薄めたクリアをたっぷり吹き付けます。エア圧は低めでノズルは開いて、塗料が表面張力で張って垂れる直前まで吹き付けます。

4.4,5日放置して完全に乾燥して塗膜が固くなったところで、2000番の紙やすりで中研ぎをします。表面が荒いデカールの上、デカール周囲と塗装面の段差、艶がぼけているところを中心に、水を付けた紙やすりで優しく慎重に擦ります。
角や段差などはクリアの層が薄いので特に注意してください。こまめに紙やすりの表面をチェックして、紙やすりに塗料の色がついていたらクリア層が削れて塗装面がでた証拠ですので、それ以上は紙やすりをあてないように。

ちなみに紙やすりはタミヤのフィニッシング・ペーパーを使っています。

5.研ぎが終わったら洗って完全乾燥させた後に、さらに倍に薄めたクリア(最初のソフト99の6倍希釈)を、本塗装と同様に垂れる寸前まで吹き付けます。

6.4,5日乾燥させて表面をチェック。艶がぼけているところがあったら、3Mの研磨フィルム8000番で表面を軽く撫でてておきます。このフィルムで磨くと艶が消えるように見えますが後でコンパウンドで磨けば、しっかりと艶がでます。

7.コンパウンドで磨きます。模型用のコンパウンドは色々ありますが実際につかってみた結果、どれも大差はありません。なので一番入手しやすいタミヤの今般度を使っています。粗目→細目→仕上げ目の順にティッシュペーパーや綿棒を使って磨きますが、大概は細目→仕上げ目ですませています。粗目を使うのは塗装面がゆず肌になっている時だけですね。
コンパウンド用のクロスが売っていますが、古いコンパウンドが固まって残っていると思わぬ傷をつけることもあるので、私はティッシュで磨いています。
ある程度の力を入れて磨かないと艶がでませんが、レジンやメタルの薄いところは折れたり曲がったりするので、力加減に注意が必要です。

8.コンパウンドをかけた後にもう一度洗浄して乾燥させ、最後に模型用のワックスをかけて終了です。

研ぎ出しあれこれ

塗装と研ぎ出しは、どこまで行っても完璧にはならない永遠の課題だと思います。
また、求める結果も人それぞれなので、作る人ごとに多種多様な方法論があるのも面白いところです。

模型雑誌を見ると近頃はウレタンクリアが主流ですね。
ウレタン塗料はラッカーのように収縮せずに化学反応で固まるので、塗った時の濡れたような塗膜がそのまま固まり、研ぎ出しをしないでも素晴らしい艶がでます。

でも私はウレタンクリア仕上げをしません。

ウレタンはラッカーに比べて健康面での危険が高い塗料なので使わないと前回の作製記録に書きましたが、あの釉薬がかかった陶器のような仕上がりがイマイチ好きじゃないんですよね。
私は「クリアがかかっているかどうかわからない」くらいの薄いクリア塗装のほうが実車らしいと思っています。もちろんウレタンクリアの輝きが好きな方を否定するつもりはありませんよ。そこは個人の好みです。ウレタンクリアを使ってもドンピシャに薄い塗膜で仕上げてる方もいるので、やっぱり最後は「技」なんでしょうね。

クリア層を薄くするためには、塗装面を綺麗に仕上げてクリアの塗装回数を減らすことで、そのために大事なのは綺麗な下地を作ること。結局、最初が一番肝心ってことですね。これが、なかなか難しいです。

難しいから面白いんですけどね。

自己満工作

塗装と研ぎ出しが終わったんで、後は楽しい自己満工作のお時間です。

とりあえず糸ハンダでこんなものを作って。

ラジエターにパイピングしました。

赤い部分にタイラップをかけたいんですが、上手くできないんですよね。
それは今後の課題ですね。
ホースジョイントは真鍮パイプを六角形に見えるように削って、糸ハンダを通してメタリックの赤と青で塗り分けてます。

金網を貼りました。
隅を曲げて糊代にしましたが、ピシャっと曲がらなくてイマイチしまりがないですね。
裏にプラ棒を付けて糊代にしたほうが良かったかも。

方向転換

洋白線で針金細工をして、こんなものを作りました。

ついでにプラ棒を削って、こんなものも。

何かというと、リヤカウルの台。

お察しの良い方はお分かりだと思いますが、結局リアカウルがぴったりハマらなかったという。。。。。

この状態ならいいんですけど、ウイングのステーと干渉するんですよね。
カウルが乗るようにするにはステーを不自然なくらいに後ろに寝かさなきゃならないんで、諦めました。

どうせ内部を見せたくてフルディテールを作ってるんだから、これでいいかと。
その分、カウルの閉まりを気にせずに中身を盛れますしねw

イタリアの職人を紹介したTV番組で、その職人が「芸術家には失敗はないんだよ。途中で方向性が変わっただけなんだ」とウインクしながら言ってましたが、これも方向性の転換ということで(笑)

なかなか完成しないわけ(言い訳)

ってなことをやってると、完成しそうで完成しません(笑)

問題のウイングですが、最初は塗装で終わらすつもりだったんですけど、やっぱり気になるのでカーボンデカールを貼ることに。
ウイングの形にデカールを切り出すのが超メンドクサイっす。

次回は完成編といきたいですねー。

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コメント

  1. 石井 比呂志 より:

    今日、初めて観させて頂きました💦
    イヤイヤ凄い事をしてらっしゃいますネ🤣💦
    僕も好きで、何でも自分で製作してますが、頭が、下がりますヨ🤣💦
    次回完成版も楽しみにしています。

    • Gomi Gomi より:

      ご覧いただき、ありがとうございます。
      いや、なんか元のキットがとってもイタリア~ンだったので、思わぬ苦労をしています。
      今後ともよろしくお願いいたします。

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